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シングルマンのn43takenokoのレビュー・感想・評価

シングルマン(2009年製作の映画)
3.6
黒電話の時代。パートナーの交通事故死後、拳銃での自殺を決めた大学教授(コリン・ファース)の最期の1日の話。

パートナーはジュリアン・ムーアじゃなくて男性。
絶望の山場は越えていて、死を渇望しているというよりは虚しいだけの人生なのでしょう。電話に救われるも、発泡の体勢を決められなくて奮闘する姿には、ブラックユーモアが効いていてちょっとクスッとする。


‘エクスマキナ’の家を思い出すウッディで採光できてる家が素敵。

若きニコラス・ホルト演じる学生の「先生が心配で…」っていう優しさに救われるくだりにはホッとしたが…

はじめのシーンにリンクするラストの演出より、オールバックが崩れた姿に「コリン・ファース、前髪下ろすと超格好いいじゃん!」という感想が勝ってしまった。
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