黒電話の時代。パートナーの交通事故死後、拳銃での自殺を決めた大学教授(コリン・ファース)の最期の1日の話。
パートナーはジュリアン・ムーアじゃなくて男性。
絶望の山場は越えていて、死を渇望しているというよりは虚しいだけの人生なのでしょう。電話に救われるも、発泡の体勢を決められなくて奮闘する姿には、ブラックユーモアが効いていてちょっとクスッとする。
‘エクスマキナ’の家を思い出すウッディで採光できてる家が素敵。
若きニコラス・ホルト演じる学生の「先生が心配で…」っていう優しさに救われるくだりにはホッとしたが…
はじめのシーンにリンクするラストの演出より、オールバックが崩れた姿に「コリン・ファース、前髪下ろすと超格好いいじゃん!」という感想が勝ってしまった。