けーな

シングルマンのけーなのレビュー・感想・評価

シングルマン(2009年製作の映画)
3.4
愛するパートナー(男性)が事故で急逝し、絶望の淵にいる男の物語。

007でダニエル・クレイグが着るスーツをデザインしたことでも有名なデザイナーのトム・フォードが監督。やはり、とてもおしゃれな映画だった。今作でも、コリン・ファースとニコラス・ホルトが着る服のデザインは、トム・フォード自身が行ったのだそう。

自殺を考え、葬儀用の服を用意するジョージが、ネクタイの結び方を「ウィンザー・ノットで」と書き添えるところなども、憎い演出。さすがだな。

「キングスマン」を見た時に、コリン・ファースは、長身で手足が長いからスーツが似合うなと思ったけど、今作でも、それを実感。

今作は、1962年のロサンゼルスが舞台。しかし、英国出身という設定にしているからか、メインの3人は、英国人俳優。三人三様のかっこ良さだった。特に、今作では、ニコラス・ホルトって、こんなにイケメンなんだと初めて認識した。青い瞳がたまらなく魅力的。「アバウト・ア・ボーイ」の時のぽっちゃりした少年は、どこに行ったの?

マシュー・グードも、とても良かった。こんな登場の仕方をするなんて。それにしても、この人は、目がいつもキラキラしてるなって思う。

とにかく強く思ったのは、3人が、高身長だなってこと。調べたら、
コリン185cm(若い時は187)、マシュー187cm、ニコラス190cm。

というわけで、私は、ストーリーよりも、3人の英国男優にひたすら目が奪われた映画だった。トム・フォードもイケメン好きなのだと思う(笑)。
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