このレビューはネタバレを含みます
家出したイチモツを捕まえる為に男が自分の贖罪と向き合うお話。
飛んで逃げるイチモツが思ってたより高速すぎて笑った。
ただ捕まえないといけないものが映せないものなので仕方なくはあるけど、どうしてもフワッとした印象を受ける。
カメラを止めるな!みたいな気持ちの良い裏切りも特になくあらすじ通りの展開。
色んな人を傷付けてまで成功に手を伸ばし続けた男の変なプライドなんだとは思いますが、ずーっと高速イチモツをスカイフィッシュと呼んでたあたりスカイフィッシュが可哀想だと思う。
贖罪に向き合うが、そこもなんとなく中途半端で、ただただ弱ったイチモツを捕まえられただけのような気もする。
皆川暢二さんはメランコリックのときと全然雰囲気が違っていて、分かって観ていたのに同一人物なのか疑わしいほどで、凄い役者さんだなと思いました。