ディラン・オブライエン主演のSFパニックラブコメディ?
こちらはアメリカ本国では劇場公開されたものの日本ではネットフリックスにて配信。
劇場公開作品らしくお金もかかった「しっかりと作られた」印象です。
主演は「メイズ・ランナー」でおなじみのディラン・オブライエン。
「アメリカンアサシン」でキレのいいアクションもこなし、すっかりアクション俳優のイメージでしたが、本作はモンスターを前にフリーズし涙を流す「イケてない青年」。この演技が新鮮かつ面白い(笑)
物語の進行と共に成長していくのですが、全体がコメディタッチなので心地よく見ていられます。
そして脇を固めるのが「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のヨンドゥでおなじみマイケル・ルーカー。独特の「しがれ声」で味のある演技は健在。
この方で重みが増しましたね。
そして何より最高なのはやはり犬のBOY。
おいしいところは全て持っていってます(笑)
全体通してテンポもよく、モンスターの造形やクオリティも合格点。
時にはほっこりもされられる良作でした。
劇中でのセリフで
「直感は失敗を繰り返して磨かれるんだ」
「数回うまく失敗できたら」
「その先は大丈夫だ」
このセリフ、深いなぁ~...と感心した次第(笑)