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ハッピー・バースデー 家族のいる時間のjocxのレビュー・感想・評価

3.0
予告で期待し過ぎてしまい、最初から最後まで着地点のよく分からない作品だった。一見素敵な館が問題を抱えていて、母親の誕生日に精神を患った長女の帰省から長女の言動や行動に左右される。相変わらずカトリーヌ・ドナーズが70歳を迎える女主人を貫禄の演技で盛り上げている。序盤に映画監督志望の次男が話す「小津安二郎のカメラワーク」にはクスっとくる。全体的に重くなっていくストーリーだが、子どもたちがいなければ、この映画は救われなかっただろう。
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