現金輸送専門の警備会社に新しく雇われたパトリック・ヒル。ギリギリで試験を通って入社した彼であったが、現金輸送トラックが襲われた時、凄まじい戦闘力で強奪犯たちを血祭りに上げる。
一体彼は何者なのか・・・？
今年（2021年）6月に劇場で観た「ジェントルメン」は、「こういうのが観たかったんだ」という感じのガイ・リッチー作品だったので、今作にも期待していたんです。
しかもジェイソン・ステイサム主演だし。
ところが「これじゃない感」が漂う私的には入り込み難い作品でした。
全体的なトーンは嫌いではなかったですけど、総じてまわりくどく、説明的すぎる感じ。
ステイサム演じるヒルは何者なのか？何故警備会社に入ってきたのか？そこの説明に大半を使っていますが、諸々小出しにして切り貼りするにしても、そこにガイ・リッチーっぽさがまったく感じられず。
ハッキリ言うと、四の五の言わせないステイサム無双をガイ・リッチー節で観たかっただけなんです、私は（笑）。
「ジェントルメン」で堪能できた映像、BGM、衣装などのスタイリッシュさはどこへ？期待が大き過ぎたのかなぁ。
