武装強盗がウヨウヨする危険な街に放たれる現金輸送車はハンターに狙い撃ちにされる獲物そのものだから、死にたくなかったら、こちらも重武装して対抗するしかない。だが、相手が元軍人の精鋭部隊だったら？ どうせ他人のカネだから要求通り差し出せばいい？
Noと叫ぶのが我らがジェイソン・ステイサム。無口で愛想ゼロの堅物だが、実は一撃必殺の凄腕ガンマンで、なんの躊躇もなく淡々と武装強盗を片付けていく。彼は何者？目的は何？
これ以上はネタバレになってしまうので、ミイラ盗りがミイラになり(1回目)、ミイラ盗りがミイラになって(2回目)ミイラ盗りを追う、とでも言っておこうか。
腎臓、肺、脾臓、心臓。
ガチガチの硬派で最後までゆるむところがなく、ガイ・リッチーっぽい軽妙さが全然ないなあと思ったら、現代版フレンチフィルムノワールのリメイクなのね。元ネタを見てないからなんとも言えないけど。
△2021/10/09 109シネマズ二子玉川で鑑賞。スコア3.6
