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キャッシュトラックのfishnchipsのレビュー・感想・評価

キャッシュトラック(2021年製作の映画)
4.2
以下、私の妄想

「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」
「スナッチ」
「リボルバー」
と3作タッグを組んだけど
以降、それぞれの世界を歩んだ二人

ジェイソン「そろそろ、監督の作品出させてよ」
ガイ「うん、わかってるよ。でもシャーロックはRDJじゃないとダメって言うし、コードネームもちょっとイメージが…」

数年後
ジ「アーサー王の6部作、出させてよ」
ガ「う、う、アーサー王にはもう少し若い俳優が良くて、、だって端役じゃ嫌でしょ?
その次はディズニーのアラジン撮るんだけど、ジーニーて感じじゃないでしょ。ちょっと待っててよ」

また数年後
ジ「今度はロンドンの麻薬王だって?ぴったりじゃないか!いいねいいね早く脚本読ませてよ」
ガ「…(あぁ、マコノヒーに決まったなんて言えない)
これ終わったら、ジェイソンのイメージにぴったりの脚本書くからね?ね?もうちょっと待って、ね?ね?」

またまた数年後
ガ「ジェイソンお待たせ!出来たよ!」

というやり取りが
あったか、なかったかはわかりませんが、
ジェイソンの魅力が存分に味わえる
ジェイソンのジェイソンによるジェイソンのための作品です

ストーリーはシンプルだけど、
時間軸の組み方や見せ方、伏線と回収と
推理要素もあって、頭も使いつつ
小ネタに膝を叩いて笑ったり
大満足な119分です

はじめはガイ・リッチー監督にしては登場人物少なめ
と油断していましたが
中盤から一気に増えたものの
各キャラクター設定がしっかりしているのと
タランティーノ風の章立てで即全員把握

最近のジェイソンははじめからキレッキレで
無敵なタフガイ役が多いけれど
本作は新入社員で周りにもからかわれ
研修でもギリギリ合格という中の上な役どころも魅力のひとつ
車庫入れ失敗とかw

好き過ぎてもう一回始めから見直したい
元ネタの「ブルー・レクイエム」も見たいな

邦題はキャッシュトラック=現金輸送車ですが
原題はWrath of Man です
観る直前に知ったけど、原題の意味を知ってるのと知らないのとでは随分と感じ方が違うんでは?とおもう
しかも wrath って単語を使うあたりやっぱ違うわ
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