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女は女であるのsonozyのレビュー・感想・評価

女は女である(1961年製作の映画)
4.0
1961年、ジャン=リュック・ゴダールがアンナ・カリーナと結婚後第一作&カラー作品第一作。
ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員特別賞)と主演女優賞(アンナ・カリーナ)を受賞。

書店勤めのエミール(ジャン=クロード・ブリアリ)と暮らすストリップ・ダンサーのアンジェラ(アンナ・カリーナ)は、赤ちゃんを欲しがってるが、まだ時期相応と答えるエミール。
そこに、2人の友人でアンジェラを落とそうとしているアルフレード(ジャン=ポール・ベルモンド)が絡みつつのストーリー。

ミシェル・ルグランの音楽によるミュージカル的要素。音とセリフ遊び。
アンジェラ(アンナ・カリーナ)のネグリジェ姿のキュートさ。
エミールとアンジェラが部屋のルームランプを持って小説のタイトルの一部を使って会話するシーン。
ジュークボックスでEPレコードのシャルル・アズナヴールが流れるシーン。
『地下鉄のザジ』のカトリーヌ・ドモンジョやジャンヌ・モローもカメオ的に出演。
『突然炎のごとく』『ピアニストを撃て』『勝手にしやがれ』等もさらりと盛り込み
・・・と、色々と楽しめる作品です。
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