オースティン

BLACKPINK ライトアップ・ザ・スカイのオースティンのレビュー・感想・評価

3.5
ネットフリックスのドキュメンタリーだからと期待して観たが。90分かけてBLACKPINKの紹介動画を観たという印象だ。

テイラー・スウィフトとレディーガガの作品が良すぎたのかもしれない。

作品自体よりも、韓国のエンターテイメント産業の構造に疑問を持つ内容であった。

小さい頃から候補生を「養成」し、大人(主に男)がプロデュースするという方法でグループを生み出していく過程は、日本にも通じるところであり、アジア的、軍隊的な面も感じも私は嫌だった。

性的搾取とまでは言わないだろうが、この方法ではアイドルはただの駒でしかないのではないかと感じてしまう。

恐らく、BLACKPINKもあと数年で活動しなくなるのではないだろうか。あまりにも、周りの人間に造られすぎている。

そんな作品だが、メンバーそれぞれの個性を見ることができたのは面白かった。

ロゼが歌をメインにソロ活動したら面白いのではないだろうかと思う。

個人的にはジェニーがたまらなく好きになった。

BLACKPINKが「消費」されないように願いたい。