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シカゴ7裁判のcanaのレビュー・感想・評価

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)
3.9
エディ・レッドメインとジョセフ・ゴードン=レヴィット目当てで、歴史的・社会的知識ほぼ0状態でしたが、そんな私が観てもおもしろかったです。
少し難しい部分もあったし、そこそこ時間も長かったのに全然飽きなかった!
裁判映画は場所があまり変わらないからこそ、脚本とキャラクターが肝だと思うけど、そのあたりがとても魅力的な作品でした。

裁判長の態度が終始ひどすぎてずっとイライラ…。
ただ、シュルツだけは仕事はちゃんとやりつつも公平な人間だったことに救われた。
元司法長官役のマイケル・キートンは出演シーンは少なかったけど、物語の展開的にも、さすがの存在感があって興奮しました笑

ボビー拘束のシーンとラストシーンは自分もその場にいるかのような錯覚が起きるくらい心が揺さぶられた。。

数十年前のアメリカの話ではあるけど、こんな理不尽なことが実際に起きていたということに恐怖を感じたし、今のアメリカの状況を見ていても、自分自身何が正しいのか判断するために歴史をちゃんと勉強しなければと思いました。

それにしてもエディ・レッドメインは本当にこういう役が似合う。
反射で起立しちゃうシーン好きでした笑
でもそろそろ現代ドラマで悪い役とかラブコメとかも観てみたいなぁ!
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