Netflixで見られるけど、ドラマをビンジウォッチするのはともかく映画を観るのどうも慣れなくて…なんとなくオスカーノミニーを自宅でタブレット鑑賞するのって失礼かなぁとも思って近場でやってる劇場での上映観に行ってきた
自分はスクリーン鑑賞で正解
そうじゃないと、会話や法廷でのあれこれの言葉じりしか楽しめなかった気がする
暴動のシーン以外も小さい画面で観るには勿体無いほど作り込まれてたから楽しかったよ!
過去と未来と公判が行き来しながら進んでいく構成はいまはもう珍しくもないけど、これは前司法長官が証人召集に応じるところとか、『昨日の味方は今日の敵だけど明日は俺のケツを拭ってくれる』みたいなあの展開はわくわくしたし観ていて思わず手を握りしめたなぁ!
話題と題材としては残念ながら他の国の過去の話なのではまり込みづらいのだけど、マークライランスやエディレッドメインが米語を話す違和感を面白がっているうちに背景がわかってくるので多分大丈夫
戦争映画では無いけど反戦映画ではあるし、戦死者に敬意を払う米国の姿はなるほどいつもの感じ
陪審員の家族が脅迫を受けたアレとか、ブラックパンサー党の青年が殺された件(ケルヴィンハリソンJr.良かった!)とかは結局のところ誰が仕組んでそうなったんだよ?となるし、被告8人のうち1人が外れた経緯はわかったけど残りの2人いつの間にやら除外されてて判決の日には傍聴人席にいたのなんでだよ???って その辺の視聴者の疑問が晴れないまま終わるのがちょっとすっきりしない気はする
サシャバロンコーエンの助演男優賞ノミネートはわりと納得だったなー
てか、ピノ!クソ判事、お前kitchen confidentialのピノじゃないか!こんなところで何嫌な役やってるんだよーしかし歳とったなぁ、元気だったか?