シネフィルmonk

サン・セバスチャンへ、ようこそのシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

3.6
ウディ自身は出演していないが、監督をまさしく投影したような冴えない中年作家が主人公。サン・セバスティアン国際映画祭を舞台に妻の浮気を疑いながら、魅力的な現地の美人医師と恋に落ちるコメディ。

深夜のパリで芸術家、著名人と遭遇する『ミッドナイト・イン・パリ』と似たシチュエーションでした。

フェリーニ、ベルイマン、トリュフォー、ゴダール、オーソン・ウェルズら名監督の作品へのオマージュシーンがたっぷり登場するのは嬉しいです。それと、ロケ地の映像が美しい。
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