2020/05/27
監督 ジョン・フランケンハイマー
アンドリュー・マッカーシー
シャロン・ストーン
【女に勇気。男に野心。失ったものは愛。】
小説家である主人公の男が執筆した内容が、イタリア極左組織「赤い旅団」の計画と酷似していたことから、組織に命を狙われる。
男がたまたま出会った女性カメラマンとともに決死の逃亡を試みる姿を描くアクションスリラー。
J・フランケンハイマー監督でもう一本。
そのルックスからどちらかというと好青年役が多かったイメージのA・マッカーシーが野心ギラギラの男に挑み新たな一面を見せ、人質交換のシーンや冷徹な組織の描写、迫力ある銃撃シーン等、フランケンハイマー監督らしい重厚な作品。
やや話が難解でついていけなかった記憶があるが、今見返せば違った印象になるかもしれない。
「氷の微笑」でブレイクする直前のS・ストーンが美しい一本です。
鑑賞日1992年頃 VHSにて