ニクガタナ

サマーフィルムにのってのニクガタナのレビュー・感想・評価

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)
3.6
学生時代8mmで自主制作映画撮ってた映研出身者としてはこうゆう自主制作青春ものはどハマってキュンキュンしちゃう!終始ニヤニヤ。「夏映画」撮ったなぁ。夏休みに撮るからね、編集して公開は秋の文化祭なのよね。とはいえ共感できる自主制作あるあるがそんなにあるかと言うとそうでもない。そんな古い時代劇が好きなら8mmで撮って欲しい気もしたが、まぁイマドキはやはりデジタル一眼かスマホで撮るよね。自転車のダイナモでそんな光量の照明たけるかね?そして同録に影響するでしょう?録音部にそんな特殊能力不要だと思うし。その良い感じにくたびれた着物どこで入手した?なんてことを言うだけ野暮。映画作りの楽しさはちゃんと映像に定着してるので良し。劇中劇、恋、ライバル監督との映画の出来、いくつもの決着が最後の見所に着地する。ほうきの殺陣がよく出来てるが、完成した映画作品をちゃんと観たかったな。メインの女子3人の中では屈託のない女性剣士ブルーハワイが一番可愛いかった。ハダシ監督はやたらと困り顔が多くて、なんかちと気の毒だった。明らかにおっさんの板橋駿谷が老け顔設定の高校生というのがウケる。劇中のライバル監督の制作模様と作品には確かに「けっ!」となる。
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