小竹正人作詞の楽曲を元に撮られたオムニバス映画プロジェクトの第4弾。
元々自分が好きじゃない監督のは相変わらず好きじゃないな思ったし好きな監督のは好きだなと素直にそのまんま思うオムニバスだった。
片寄涼太が主演・主題歌の『COYOTE』は2020年3月が舞台でがっつりコロナ禍の話で今後こういう話増えてくのかなと思った。英語で愛を語り関西弁で捲し立てる片寄涼太は見ごたえがある。
一番好きだったのは小森隼が主演の久保監督作品。ああいうベタなラブストーリー好きです。
歌詞を元に映画を作るプロジェクトなので、良くも悪くもこちらが入る隙なくその監督なりの歌詞解釈を示されてしまう。歌詞を(特に小竹正人の歌詞は)何回も聴いて自己解釈膨らませてニコニコするのが趣味のオタク的には、もっと曲を咀嚼する時間をくれ！と思った。アルバム聴き込んでから映画観る、とかだとまた違った楽しみ方ができるのかもしれない。
主題歌アーティストは誰も彼も死ぬほど歌ウマなので映画館音響で聴く価値はある。
