このレビューはネタバレを含みます
地球が、環境汚染?大気汚染?により、暮らせなくなるなか、地球に帰還する宇宙船と交信するために、基地に残る男。
宇宙飛行士それぞれの決断が、苦しい。
命をかけてでも、戻りたいと思えるような相手(家族)がいることは、幸せなのかなとも思った。
宇宙船や宇宙空間、そして氷の大地で生活している登場人物達を見ていると、こちらも閉ざされたような、圧迫された気持ちになる。
ラスト、アイリスが誰なのかわかり、はっとさせられた。彼が、たった一人で基地に残り、交信を試みた理由がわかる。
好きだけれど、重苦しい気持ちになる映画。