ほら、上手すぎるコントや漫才って
笑えないじゃない。
面白かったです。でも、
怖くなかったけど。全く。
なんか、感心しちゃって。
あのビーチで起こることに
感心しちゃって。なるほどって。
『おー、そうなるのか！』って。
感心させたら笑いが生まれない漫才。
感心させたら恐怖は生まれないスリラー。
妻があの主人公の妻だったら絶対
『あ、いいです。ホテルでゆっくり
してます。ランチのオススメは
なんですか？』と言ってるだろうな。
なんせイタリア行った時に
ポンペイ観光オプションツアーも
ピサの斜塔オプションツアーも
『あっ、いいてず。ショッピング
したいんで。』って断った人やぞ。
俺、世界遺産好きやぞ！チャンスやぞ！
なんか腹立ってきた。
怖さはなかったから、サバイバルものと
して見るかと思ったけど、作品の性質上、
主人公が変わるし、俳優も変わるから、
なんか登場人物に思い入れもないから、
カタルシスも生まれないしなー。
じゃ、ドラマに期待するかってなるけど、
なんせ、最初のフリや説明がないから、
ドラマ性が生まれる訳もない。
後半、いろいろ伏線回収されてゆくけど、
個人的にはラスト丸ごといらないかなー
とか。そんなネタ明かしより、もっと
ビーチでの出来事をエスカレート
させて欲しかったなぁ。
なんだろう、微風は吹くけど、
嵐にはならん、みたいな。
もっと畳み掛けて欲しかったなぁ。
とゆー、なんやかんや、
いろいろ言ってしまう
シャマラン監督作の楽しみ方よ。
嫌いではないよ、うんうん。
今作もしっかり出てたなぁー。
友達だったら、飲み屋で、言うなぁ、
『悪目立ちするから、やめれ。』
まっ、トーマシンちゃん、
可愛かったから、いっか。
