想像以上にいやな気分になる映画だった…(笑)問題に気づくのがみんな遅すぎて。
その代わり気づいた途端の理解の速さは異常。
不安定なカメラワークと長回しが不吉極まりない。
子どもたちの成長より、老いの表現の方がリアルで恐ろしかった。画角がクローズアップになるたびに哀しくなった。
突飛な設定のパニック映画は正直なところ食傷気味で、
しかも舞台はずっと砂浜ということで
見るハードルは高めだった。すこし退屈してしまったのは否定できない。
ほとんど会話劇、展開が小出しで整理がつきづらくメッセージ性も見えづらい、敵の正体がありがち…といった点でモヤモヤはしてしまった。