リョウ

パリの調香師 しあわせの香りを探してのリョウのレビュー・感想・評価

3.0
いい映画だったと見終わって初めて気付いた。それもそのはず、メッチャ地味!
あらすじ話せと言われても何を話せばいいのかわからない。
冒頭小銭がないからといって自販機を揺らし始める主人公を観てヤバいオーラが満載。愛する娘の目の前なのに。。。
こんな性格だからか、この主人公ダメダメである。
車の運転手なのに減点くらいまくりでクビ寸前。住まいもわずか20平米のワンルームで愛する娘と一緒に暮らすこともできない。
それでも人間味は暖かくどこか憎めない主人公の前にあらわれた寡黙で無愛想な謎の女性。
何かあるとすぐ手にとって臭いをかいでしまう。何でも昔は有名な香水作りだったらしいが今は臭いの何でも屋さんみたいな仕事をしている。臭いコンサル的な?
ところがこの女性、社交性がゼロ!でも敏腕エージェントのおかげでちゃんと仕事の依頼はくる。
そんな運転手と調香師のお話。
つい最近でいうと「グリーンブック」、もっと昔でいうと「ドライビングミスデイジー」みたいなバディムービーといった感じだろう。
たまにはこんなホンワカしたゆるゆるムービーも良いだろう♪
リョウ

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