ガラムマサラ

スカイライン −逆襲−のガラムマサラのレビュー・感想・評価

スカイライン −逆襲−(2020年製作の映画)
3.6
いつの間にかSFパニックがガチンコSFアクションに変わっていたスカイラインシリーズの最新作。


前作から時が経ち、人間と元人間のパイロット(人間の脳を移植されたエイリアン)たちが平和的に共存する世界。突如としてパイロットたちが謎の感染症に罹り人間を襲い出してしまう……。
その解決策を得るため主人公たちは宇宙に旅立つ。

というのが大まかなあらすじ。
あの衝撃の前作に比べればスリリングな冒険要素が強くなりました。
未知の星での探索と迫りくる謎の敵には少し『エイリアン』ぽさを感じてヒヤヒヤしました。あそこまで怖くは無いですけどね。

そのぶん前作に比べるとアクションが大人しめかなぁーと。
まあ、戦闘は多いんですけど、あの前作の格闘バトルを思い出すとちょっ物足りない……
なんて感じてたら飛び出してくるバーサーカーヤヤン・ルヒアン。お前アレで生きてたんか!というツッコミはどこ吹く風。一人で前作のようなバトル成分を担っています。イコ・ウワイスも居てくれたら完璧だったんですけどね。

終盤にある人間同士の戦闘シーンは文句無しにカッコいい。意外なキャラがめちゃ強くて「やるぅ!」と興奮しました。

前作が驚きに満ちていたのに対して新しい驚きみたいなものはあまり無かったんですけど、見どころはしっかりあって面白かったです。