デニス・ホーは香港生まれ香港育ちと思いきや、まだイギリス統治下の中で天安門事件(1989)をテレビで見た両親が香港を離れることを決意。学生時代をカナダのモントリオールで過ごす。
デニス・ホーと共にLGBTをカミングアウトしたアンソニーウォンは昨年公開の「淪落の人」(個人的には昨年公開ではNo.1作品)に出演した俳優とは別の人、中国語明記は異なる。ただこちらも香港の民主化運動を支持を表明し、中国にもの言えない香港映画界から干されてしまい、現在は台湾を拠点にしているとのこと。
本題とは逸れるがLGBTの人がデモや社会活動に傾くのはある意味自然な流れでもある。彼らは普通の男女のように結婚や相続、同性同士で愛することを「権利」として認めてほしい。それを国に認めてもらう、それは法整備をしてもらう、ということだ。単に市民権を得たいだけならばそこまで行政と対峙しなくてもいいわけで。
LGBTの人がレインボーパレード等社会運動に傾くのは国に認めてもらいたい、つまりは法を変えないとそれは實現できない。その為には数を集めてどう動き、誰に働きかけるか。
ついで、と言ってはなんだが民主化運動も普段のLGBT関連の社会運動と共通項があり、一定のノウハウからやりやすい、ということもあるのだろう
期待はしてなかったが、社会運動とは切り離した彼女の音楽そのものや音楽性について語ってほしかったな
