ホークスが特権階級出身というのがどこまで影響しているのかわからないが、戦争といい西部劇といい、ホークスの映画はどこか気が抜けた軽さがある。
バコールのデビュー作、まだ19歳、どんな人生歩んだらあの貫禄出るのか?動きまだまだ硬くて初々しかったけど、ボガート相手に対等に渡り合っている。と思いきやちょっと甘えてくるツンデレぶりにはどの時代でも全世界が恋に落ちてしまう。もちろんボガートもそうで、このあと二人は結婚し、ボガートが亡くなるまで添い遂げました。めでたしめでたし。
いつからか、ウォルター・ブレナンみたいな役の事が気になってしまうようになった。いや、役だからいいんだけど、なんか小馬鹿にされてる感じがしてあまり好かなかった。
あとボガートが何でもできるスーパーヒーロー過ぎたのもつまらない。ちょっと欠点があるくらいが魅力的。