Pam

続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画のPamのレビュー・感想・評価

4.5
映画全てが、どっきりカメラで成り立つことを教えてくれる。

今回のテーマは毎度のことながら男女差別、ユダヤ人、中絶問題、選挙、民主主義、そしてCovidと言う2020年感満載の超旬な映画と言えるでしょう。

私が一番許せなかったのは南部のデビュタントの バルでその辺のおっさんが500ドルでいいねみたいなこと言ってたところ。。中絶も全部腹立つけど、ここだけしっかり娘が怒ってたのがよかった。ネットで読んだんですけどもやっぱりあのバルも参加者に一人いくらかお金を払ったらしくそしてその前に、ポップカルチャー調査のようなテストをしボラットを知らない人に限って入場を許したそうです。

かなり手の入れこんだドッキリでしたがやはりジュリアーニの女好きもすごいなと思いました。

いずれにせよ多少の演出はあったとせよ一般庶民が本当に無垢な心で差別発言をポンポンしている姿をよく撮ったなぁと思います。

彼にとってもうユダヤ人よりももっと選挙や共和党、やフェイクニュースの方に興味が移ったんだなあということがわかります。

しかし彼のアラブ顔は本当に得ですね。金髪カツラをかぶったりカラコンを入れるだけで結構人種もいろいろ入れ替えられる土台なので彼の返答もなかなか楽しめました。

後トランプのお面をかぶってペンスの集会に乱入した時はかなりプロのメイクさんの変装でびっくりした。インタビューによると肉絨毯を着てはいったので、セキュリティの人になによこれ?といわれ、ペースメーカーですとドサクサ答えたらしい。サシャ。プロメイクも引き連れて、トイレでよくやったよ。。。。笑
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