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スター・トレック2/カーンの逆襲のkazu1961のレビュー・感想・評価

3.7
▪️JP Title :「スター・トレック2 カーンの逆襲」
Original :「Star Trek 2: The Wrath of Khan」
▪️First Release Year : 1982
▪️JP Release Date : 1983/02/19
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2020-656 再鑑賞
🕰Running Time : 113分
▪️Director : ニコラス・メイヤー
▪️Writer : ジャック・B・ソワーズ、ニコラス・メイヤー
▪️MusicD : ジェームズ・ホーナー
▪️Cast : ウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ、デフォレスト・ケリー、リカルド・モンタルバン
▪️My Review
エンタープライズの出航シーンは今でも鳥肌です!!全世界に“トレッキー”という熱狂的ファンを生み出したスター・トレック(オリジナルシリーズ)全6作中の2作目です。

下記『スター・トレック』一作目のレビュー時に書いた映画シリーズの想いの一部です。

懐かしいです!本作品は米国で1966年~1969年まで放送された同名のTVシリーズの続きとして映画化されたものです。日本ではやはり「宇宙大作戦」ですよね。TVシリーズのキャストが再集結、本当に懐かしいです。「未知との遭遇」や「スター・ウォーズ」が上映された時期に莫大な費用をかけたSFにしてはレトロ感すら感じます。ストーリーも独自のゆったりのリズムで進んでいきます。TVシリーズのを観ていない人にとっては物足りなさを感じるでしょうね。しかしながら子供時代をこのTVシリーズを観て育った私にとってはこれぞ「スタートレック!宇宙大作戦!」なんですねえ!!

そう、やっぱりTVシリーズをそのままスケールを大きくしての映画化なので昭和ノスタルジー満載のSF作品です。
本作、宇宙船USSエンタープライズのカーク提督らはかつてTVシリーズ時代にも対決した悪役カーンと再会し、新たなる対決を展開していきます。前作に比べるとTV版を意識したスケールがノスタルジックで心地良くとても楽しめます。
執念の復讐に取り憑かれたカーンとの戦い、カーク提督の息子との再会、そして人気キャラクター、スポックの死のクライマックス。。。(これはえっ!となりましたがその顛末は第3作目に続いていくんですが)など魅せる要素も満載です。
テレビシリーズで救助したエンタープライズ号を乗っ取り、アルファー星系(セティ・アルファ)の第五惑星に追放されたカーン、敵役でありながら人気の高かった超人類カーンが登場し、テレビシリーズ同様カーン役をリカルド・モンタルバンが演じるのがやはり1番の見どころ。

物語は。。。
23世紀。15年前に反乱を起こして以来、惑星連邦によって無人の惑星に幽閉されていた犯罪者カーンですが、惑星連邦にとって大きな実験である“ジェネシス計画”のためにこの星を訪れた調査員2人を捕虜にすると、惑星から逃亡します。やがて彼は長年の恨みを晴らすべく、USSエンタープライズとそのクルーたち、カークらに戦いを挑みます。“ジェネシス計画”は、対象となる惑星によってはその惑星を滅ぼしてしまう破壊力があって。。。

▪️Overview
カークに積年の恨みをはらそうと、悪玉カーンが襲いかかって来た。「スター・トレック」(79)に続くシリーズ第2作。エクゼクティヴ・プロデューサーは、TVから転向したハーヴ・ベネット。製作はロバート・サリン、監督は作家出身で「タイム・アフター・タイム」のニコラス・メイヤー。ハーヴ・ベネットとジャック・ソワーズが、TVシリーズの一挿話「宇宙の帝王」に基づいて練った原案をソワーズが脚本化。撮影はゲイン・レシャー、音楽はジェームズ・ホーナーが担当。特殊視覚効果はジム・ヴェイルとケン・ラルストンの指揮の下に、ルーカスフィルムの傍系インダストリアル・ライト&マジックで撮影された。TVシリーズのクリエイターで、第一作の製作者であるジーン・ロッデンベリーが、特別コンサルタントとして参加している。出演はウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ、デフォレスト・ケリー、ジョージ・タケイらのシリーズ・レギュラーに加えて、リカルド・モンタルバン、カースティ・アレイ、ビビ・ベシュらが出演している。(引用:映画. com)
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