狭須があこ

真・鮫島事件の狭須があこのレビュー・感想・評価

真・鮫島事件(2020年製作の映画)
3.8
最近よく映画に誘ってくる人のメインジャンルがホラーとグロなので気付いたんですが、映画館はビックリしても叫べないの、キツいなぁ

怖いのは割と平気マンですが、POVで酔うのと併せてちょっと気分悪くなってしまった
(少しなら声出してもいいでしょ、って言われたけど悲鳴の加減、無理)

手洗いうがい、丁寧で良い。
コロナ禍の現状に実際の都市伝説を取り入れて、オチまで含めてホラー映画としてはめちゃめちゃ完璧だったので、これが初めてだったら震え上がってトラウマになったかもしれません。
ただもう私の脳内には「これは映画だ、現実じゃない」と語るブルースウィリスが住んでいるので、まぁまぁ平気

アンフレンデッドにしてもそうですが、通信機器の異常が起きて、都合よく繋がったり、落とされたり。
ポルターガイストみたいにドアがあいたり、とじたり。物を触ったり、叩いたり、部屋のなかに居るだろうでも一番ピークの一瞬まで、怖がらせながら襲って来ない。

完璧なタイミングでめっちゃ怖かったけど「あっそうここ、確かにここが一番怖いねん!!」がわかってしまうと「怖がらせてやろう」の意思が見えちゃうん、だよな。

完璧に怖いせいで、物語が見えてしまう。
ホラー歴戦の私のメタ難点、という感じで何度か笑ってしまった。
でも私、怖いと笑っちゃうタイプだからな。理性は平気だったけど、感情ではキチンと怖かった
古き良き平成を現代っ子に繋げる、満点の令和ホラーです。

まーでも「口にすると呪われる」系の話だと、私にはバイバイマンの呪いが先にかかってるからな。まずはバイバイマンと戦って、どちらが私を殺すのか決めてくださいね。

鮫島事件!!!!!!
バイバイマン!!!!

うわぁ!!!
来たぁ!!!
狭須があこ

狭須があこ