月音ツクネ

皮膚を売った男の月音ツクネのレビュー・感想・評価

皮膚を売った男(2020年製作の映画)
4.2
"商品となる事によって、'人間性'と'自由'を手に入れる事ができるのです…!"

【STORY】
 行く宛も職もなくなったシリア難民の男は、"自分の背中" を芸術家に売り、アート作品として展示されるようになるが…⁉︎


【一言まとめ】
●人間性・尊厳・自由はどこに?
●どう生きるのが1番幸せ?
●比較的ライトな雰囲気ながら風刺は鋭い


【感想】
《東京国際映画祭⑨》

 祖国は争いや過激派の暴走が蔓延し、いつ死ぬかすら分からない。難民として向かった先では "アート作品" として扱われる。
 彼の人間性・尊厳・自由はどこに?彼はどう生きるのが1番幸せなの?…と考えさせる作品。

 物語としてはおおよそが胸糞悪くやるせない内容の筈ですが、光や構図の凝った演出や主人公の口が回るキャラクター性によって雰囲気は非常にライト。
 比較的誰でも観やすく、それでいて皮肉・風刺が効いていて社会問題に切り込む名作でした😊


 あと、モニカ・ベルッチと、エミリア・クラークにちょっと似たヒロインがずっと美しかったです。


 最後は色々とびっくりさせられましたね…

【個人的ランキング】
《TIFF2020トップ10》
①燃ゆる女の肖像
❷皮膚を売った男
③ラヴ・アフェアズ
④ノー・チョイス
⑤スカイライン-逆襲-
⑥トラブルウィズビーイングボーン
⑦新感染半島 ファイナル・ステージ
⑧ポゼッサー
⑨モラル・オーダー
⑩スレート

---
観た回数:1回
直近の鑑賞:東京国際映画祭(20.11.07)