jumo

皮膚を売った男のjumoのレビュー・感想・評価

皮膚を売った男(2020年製作の映画)
3.7
エンドロールで、この映画にモデルがいたことを知って驚いた
TIMをシリア難民という設定にしたことで、人生の選択肢の狭さによる生きづらさが盛り込まれて面白かった

明日の命すら危ぶまれる祖国の暮らしと、人権は一切なくモノとして扱われるが裕福な暮らし
脱獄したと思ったらある日突然背中にタトゥー入れてベルギーまで会いに来る元彼と、直情的でパッとしないけど生活は安定している旦那
果たしてどちらが幸せなのかは一概には決められないよなあ
こういうやきもきを映画で見るのが心地よかったので、最後の急な展開でハッピーエンドっぽくなったのはちょっと残念
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