RAMPO

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティのRAMPOのレビュー・感想・評価

3.2
ミラ・ジョヴォヴィッチ版バイオハザードのリブート作品で、同シリーズとの繋がりは全くない模様。
その分、ゲーム版のストーリーには忠実で、随所にゲーム版の名場面を思わせるシーンが登場する。
そのため、ゲーム版のファンの方には嬉しかったりするのかもしれないが、私はゲームは未プレイでそこまで思い入れはないので、こんなシーンあったなって程度で格別の感慨もなかった。

むしろゲーム画面でも見せられてる感じで、映画として今一つ乗れない。
最近のレーティングの関係?で、この手のジャンルの映画としてはグロ・ゴア描写も弱く、迫力もない。
ゲームファンにはお馴染みのキャラが多数登場するが、個々の人物描写が弱くて初見の方には何が何やら誰が誰やらって感じではないか。

何より、前シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチに相当するような際立ったキャラが存在しない。端からシリーズ化前提?で個々の掘り下げは今後ってことかもしれないが、前作が14年、6作を費やしてようやく完結したことを思えば、初っ端によほどのインパクトがなければ、改めて追いかけようという気にならない。

結論、個人的にはミラ版バイオシリーズの方に軍配。
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