明石です

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティの明石ですのレビュー・感想・評価

4.2
全ての始まりとなったラクーンシティでの運命の一夜。クリスとウェスカーのBSAA側がスペンサー邸に向かい、クレアとレオンが警察署から脱出するというバイオ1,2のストーリーを同時進行で進める心意気。ストーリーやキャラの服装がオリジナルに忠実なのはもちろん、ラクーン市警察内部のオブジェとかもきっかり再現されてる!オリジナルに忠実すぎてストーリーの起伏と意外性が若干乏しいのは玉に瑕ではあるけど。

そしてレオンが全くオーラのないお馬鹿さんな設定になってるのに驚く笑。日本での異常なレオン人気をはすに見てるの、というくらい過激な間抜けっぷりに笑う。それもちょび髭ロン毛パーマで確信犯!「RPD」と大きく胸に書かれた制服はコスプレみたいでむしろ可愛いし。ファンの間で騒がれてる『RE:4』の発売間近にしてこの冷遇っぷりはなかなか凄いと思う笑。まあ私はエイダとジルファンなので特に意義はないけど。

ジル役のハナ・ジョン・カーメンは期待を裏切らない凛々しさでした。あと何気に仲間を想って葛藤する、人殺しマシンと化す前のウェスカーが堪能できるのも嬉しいですね(そういえばウェスカー役の俳優さん、やけに大きいなあと思って調べたら2m近くあった。実家の庭の木じゃん)。全編通してかなり好き寄りの作品だったので、次作も公開されたらすぐに見ると思う。この緊迫感あるホラー感はさすがですね。序盤のホラー描写がSE頼りじゃなかったらもっと良かった。
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