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ディック・ジョンソンの死のyuccaのレビュー・感想・評価

ディック・ジョンソンの死(2020年製作の映画)
4.2
認知症の診断を受けた父親のいろんな形の死を、スタントマンやセットを使って撮っていく。娘のために楽しんで体を張り、病状が進んで自分を失いつつも、ユーモアを忘れない姿が愛おしい。生も死も地続きでどちらも非情な現実かつファンタジーなんだな、と思う。

映画内では出てこないけど、監督である娘が50歳手前にして、初めて女性を好きになり、自分でも「ずっとストレートだと思ってたのに??」と混乱してたときにも、お父さんは「素敵な人が君を愛してくれて最高!」と言ってくれたそう。ちなみにその人(サンダンス映画祭のディレクター)と監督は去年結婚。

映画に登場する双子の子供は、アイラ・サックスの精子と、提供者の卵子でキルスティン・ジョンソン監督が出産して、
監督とアイラ・サックス&同性パートナーでco-parentingしてる。
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