ライフイベントの中でも最も深刻な「死」という避けられない事態に対し、こんなアプローチができるのかと衝撃を受けた。もちろん、すべてを受け入れようとするディックジョンソンは素晴らしい。目に涙を浮かべて…
>>続きを読む柔らかく、温かいドキュメントファンタジー
認知症が始まった父とその娘によるコミカルで切ない映画作り。
誰もが迎える“死”について、こんなアプローチで魅せてくれる作品は初めて。
家族の形が変わっ…
2020年アメリカ映画。精神科医の父は認知症の疑いから廃業する。来るべき父の死に備えるように、娘の映像作家は父に様々な死の瞬間を演じさせる。ドキュメンタリーと演技が融合しながらも父と娘の結びつきの強…
>>続きを読むNo.3185
監督のキルステン・ジョンソンが、精神科医の父の晩年を追ったドキュメンタリー。
徐々に認知症が進んでいく父を、「劇中で」何度も殺しながら(『恋はデジャ・ブ』のように、
一方で、現…
何度も何度も死ぬことになるお父さん。
痴呆が徐々に進んでいって
段々とわけがわかなくなっていく悲しさ。
また亡き妻と同じ道を辿っている自分を重ねていく辛さ。
間に挟まるごてごてのファンタジーカット…
お父さん本当に素敵な男性。彼女の描く天国はとても幸せそうな所だけど、ずっとずっと長生きしてほしいな。この親子が幸せであり続けますように。
ちょっと自虐的な彼の言葉、壊れちゃったとか父親よりも弟とか、…
認知症の診断を受けた父親のいろんな形の死を、スタントマンやセットを使って撮っていく。娘のために楽しんで体を張り、病状が進んで自分を失いつつも、ユーモアを忘れない姿が愛おしい。生も死も地続きでどちらも…
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