一つだけ言わせてほしい…
ポンポポンポポンキッ…(謎の勢力により死亡)
ポンポさん、ずっと『ガルパン』の生徒会長の声優さんだと思って観てました。
全然違いました笑
立ち位置は元より、性格とか「いいねー!」の言い方とかまんまじゃん!つまり、最高に好きなキャラ。
けど、そんなポンポさんに物申す!!!
「90分超でも面白い映画はある!」
過去の経緯があったり商業とはいえ、映画を広める側が今の若者の代弁をしちゃうのがね…
客を育てるのも業界を発展させるためのお仕事ですよ!
陰キャクリエイターのジーンが、絶対的プロデューサーのポンポさん(の期待)を超えた作品が作られるか!?というのが本作の見どころの一つでもある。
だからこそ俺は逆に、ラストは1秒でもいいから “超えて” 欲しかったかな。
対してナタリー、申し訳ないが声の演技が酷すぎる笑
演技シーンのセリフがほぼ無かったのが救いだけど、『雨に唄えば』オマージュでアテレコでもされたんか?監督の名前もジーンだし笑
でもね、それなりに何とかなる人生を歩んできたけど、振り返れば何も残ってなかった。何をしたいのかもわからなくなってた…
そんなアランよ…お前は俺だ!!!
むしろ本筋より、このサイドストーリーにグッときてしまった…!
一世一代のショーもご都合主義だけど映画的なぶちかまし方で、先輩…!頭取…!!てなって、俺も泣いた。
アランが「土下座しろ!!!大和田!!!!」とか言う展開ならなくてよかったよ…
ジーンの編集に対する狂気も、iTunesで誰に聴かせるわけでもないプレイリストを作って、気づいたら夜中だった経験が何度もある俺にはわかるよ…
あー!!この曲は外せない!とかさ笑
面白い映画は、観る人がその世界に入り込む、もしくはそこに自分を投影させる。
そういう意味では本作は「面白かった」し、誰しもが誰かに何かに、重ねられる要素がある作品だったと思う!
他にも、映像に映画の技法を色々取り入れたり解説してくれたり、俺は「うーん」したけど「能動的三分間」な上映時間だったり、ポイントは様々あるものの、何より映画愛が伝わってきたのが良かったです!
これは、アニメ版『映画に愛をこめて アメリカの夜』…と言うのはトリュフォーに怒られるか笑