『自分の直感を信じられなくなったら、何を頼りに映画を作るっていうの?』
『満たされた人間は、満たされているが故にモノの考え方が浅くなるの』
『だって深く考えなくても今幸せだから』
『幸福は創造の敵』
『泣かせ映画で感動させるより、
おバカ映画で感動させる方が格好いいでしょ?』
『◯◯◯◯、大好きだぞ』
ポンポさんのセリフがぶっ刺さり、
脳内でリフレインして止まない。
文字通り劇場の席から立てなくなった。
訳分からんくらい泣いた。
アニメだからこそできる演出満載で、
編集シーンは釘付け。
ポンポさんの登場シーンが毎度待ち遠しくてたまらない。
そして何よりキャラクターの表情が驚くほど豊か。
平尾監督がパンフレットで語っているように、マイノリティがマジョリティに一矢報いる物語。夢を叶えるために犠牲にしなければならないもの、捧げたからこそ生まれるクリエイティブ、そしてマイノリティのままでも輝けるという肯定感に心揺さぶられ、勇気を貰える。
夢を追いかけている人、
モノづくりに携わる人、
アラン君のように様々な仕事をしている人、
あらゆる人にエールを送り、背中を押してくれる青春モノづくりフィルム。
この映画を今でもスクリーン1の最大キャパで開け続けるTOHOシネマズ日比谷のことが大好きになりました。