ソ連からイスラエルに移住した声優夫婦の第2の人生。
妻ラヤは逞しく現実的に、夫ヴィクトルは過去の栄光を忘れずロマンを持って仕事を追い求める。。他に刺激を求めちゃったり、ぶきっちょで無関心に見えちゃったりする対照的な2人。文字通り甘くないほろ苦い2人だけど、最後はちょっと甘かった。
メモ
ユダヤ人が大量に移住したため、イスラエルでのロシア語は主要な外国語。移民はヘブライ語の習得に対し消極的なことも。ダスティンホフマンはユダヤ系の血をひく。百万本のバラ（アーラ・プガチョワ）はソ連の歌謡曲。加藤登紀子さんの日本語によるカバーも聴きました。フェリーニの遺作のボイス・オブ・ムーンも観ました。
