大好き作品『パリ、テキサス』のヴィム・ヴェンダース監督作品。
比較的新しい何作か試しに観てみたけれどどれもハマり切れず『ベルリン・天使の詩』以来、やっと観たかった作品のひとつに出会えて満足！楽しめた。
あ～この雰囲気好きだ～で始まり、観進める毎にオチに辿り着く楽しみが増す一方、気付けば前のめりで観てた。
デニス・ホッパーが良い！ブルーノ・ガンツが良い！ついでにリサ・クロイツァーの真っ赤なコートも良い！笑
サスペンスフルなタッチで奇妙な友情を描く、良い意味で掴みどころのない作品だった。たくさん登場する名前に少々頭が混乱もするし、カットの切り替えの速さにも混乱する。
ただ、随所でおぉっ！となる映像センスと通してドライでクールなタッチがカッコ良かった。残念ながらいろいろ想像したオチに当たりは無かったけれど十分満足。
初期の監督作品はアレもコレも観たい作品でいっぱい！
