にっきい

Cosmetic DNAのにっきいのレビュー・感想・評価

Cosmetic DNA(2020年製作の映画)
2.8
男のケツにはボカシ入り。

前にみなみ会館で1回だけ予告見て面白そうだと思った作品。
1週間限定公開だったので即観に行きました。

クソ男どもを殲滅したい話し。
これ、あんまり覚えてないけど予告見た感じではレイプリベンジものだと思ったんです。
確かに主人公のアヤカ(藤井愛稀)は自称映画監督に薬飲まされレイプされるんですが、それはキッカケにすぎず、根強く残る男尊女卑社会そのものに復讐する映画でした。
化粧する事が大好きなアヤカは援交?で稼いだ金で次々化粧品を買い漁り、メイク様子をライブ配信していた。
ある日有名監督の息子だが、卒業制作の映画がたまたま賞を獲っただけで、商業映画は撮った事無いボンクラに映画に出て欲しいと言われる。
話しを聞く席で薬で眠らされレイプされたので、警察に被害届出したのに証拠が無いと受理してもらえなかった。
自暴自棄になりかけていた時、メイクの配信を見た大学院生のサトミ、アパレル店員のユミと出会い、楽しい時間を過ごすようになる。
だがしかし、ボンクラ監督の魔の手はユミに向けられ…、って話し。
これ出てくる男が全員ゲスでクズな奴ばかり。
監督も男だから自虐ネタか?
目指したジャンルはスプラッター・ミュージカルらしい。
そう言えば全編にわたってユーロビートが流れてたけど、歌ったり踊ったりはしません。
人を殴り殺したりはするけど直接殴るシーン映らないし、残酷描写もそんなに無い。
ただ殺した男の血で化粧するってのは、血塗れになるんだからある意味スプラッターか?
超絶低予算らしく、同時録音とアフレコの音声が入り混じってるみたいで、セリフの音量がバラバラだったり雑音塗れだったりするし、役者どころかエキストラも用意出来なかったのか復讐シーンの男たちは紙人形だし、復讐に使う拳銃や自動小銃買うのAmazonだし。
クライマックスの銃で大虐殺も撃ってる側しか映らなくて、撃たれてる方は叫び声さえ無しよ。
勿論リロードなんてしないけど、薬莢は出てきました。
CGだったけどw
前半はテンポ良かったのに後半失速気味。
直接的なグロ描写入れて時間を70分くらいにしたらめちゃくちゃ面白い作品になってたかも?
むぅ、残念。

この前イオンシネマ京都桂川が映画観た時の話し。
幕間でトイレに行ったんですが、トイレで上下白い服の男性とすれ違ったんです(男子トイレだから男性なのは当たり前かw)。
ボクが用を足してる時、洗面からその男性が手を洗ってる音が聞こえてるんですが、ゴシゴシ(手洗いの音)、ジャー(水流してる音)、ゴシゴシ(えっ?もう一回洗ってる?)、ジャー(洗い終わったのか)、ゴシゴシ(なぁ?また洗ってますやん!)、ジャー(ようやく納得したのか?)。
そこでボクも手を洗おうと前面に行くと、その男性は洗った手をズボンのお尻で拭いてましたw
綺麗好きなのか大雑把なのか分からんwww




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2022年4月4日
鑑賞回:17:15〜19:10
劇場名:みなみ会館
座席情報:2F/スクリーン3 E-1
上映方式:2D
レーティング:PG12
上映時間:109分
備考:会員料金(1000円)
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