いがらっしー

女たちのいがらっしーのネタバレレビュー・内容・結末

女たち(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

子どもの頃、父親が自殺。そしてそれによるいじめ…と、そのトラウマ。
そういう過去があるからこんなにも重たいのか?
主人公の抱えているものはそれだけじゃない。
右半身麻痺という母親の介護。
仕事も直ぐ首になり、男運のない過去。
現在の仕事でも失敗し、解雇され、婚約してたつもりの男は、不倫されて騙されていた事を知る。
その上、友人にまで自殺されちゃう。
『大人の女性』なんてカッコいい言葉もあるけれど、幸せになりそこなった三十路、四十路女の成れの果て…不幸が重なってしまったらこうなるっていう最悪の設定だったから、精神的に酷く追い詰められた。
辛いんだろうな…
可哀想だな…
でも嫌な娘に嫌な母親になりすぎて、同情できない。
自業自得だよ。
互いに優しくないから、こんな目に遭うんだよ。
不平不満や憎悪って連鎖する。
「有難う」とか「美味しいよ」って、感謝の言葉を互いにかけられる関係を作る努力をしないといけないね。
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