夏色ジーン

クライマーズ・ハイの夏色ジーンのレビュー・感想・評価

クライマーズ・ハイ(2008年製作の映画)
3.8
感想川柳「勢いに 任せて決断 するべからず」

TVでやってたので観てみました。(。_。)φ

1985年8月12日、乗員乗客524名を乗せた日航機123便が、群馬と長野の県境に墜落、その一報が北関東新聞社に入る。編集部で全権デスクに任命された悠木和雅は記者として扱う一大ニュースに対する興奮を禁じえないが、中央紙とのスクープ合戦や組織や家族との衝突を経て、命の重さに対しわき上がる使命感を覚える…というお話。

日航機墜落事故を基にしたフィクション小説の映画化ですね。( ̄ー ̄)

事故云々よりも関東ローカルの新聞社ならではの、社員同士のぶつかり合いがメインかな?(;・∀・)

『広告を外して写真載せろ!』とか、『上司二人を通さず記事を載せる』とか、ほぼケンカばっかり。(´д`|||)

悠木と等々力のぶつかり合いは見物です。( ☆∀☆)

他にも『滝藤賢一』『でんでん』『マギー』『田口トモロヲ』『皆川猿時』など魅力的な脇役が沢山。(*´ω`*)『堺雅人』や『尾野真千子』もいいんですけどね。


新聞はただ取材して真実を載せればいい、というもんでもないんだなと思った。(-。-;)警察もそうだけど、『中央』に美味しいところを持っていかれてしまうんだな。

一番驚いたのは『自衛隊の記事を一面には使えない』という上の決断かな(*_*;あの時代は左寄りだったからな〜。記者は良い記事を載せたいけど、上は売上や世間への配慮、そして『嫉妬』も込みで決断する。

後半で『クライマーズ・ハイ』の意味が分かるところは『ウホッ』( ; ゜Д゜)と痺れた。


というか墜落の原因ってまだ確定はしてないんですね。(゜_゜)陰謀説やら諸説あるらしい。


気になるセリフ
『チェック、ダブルチェックだ』『俺たちは負けたことを徹底的に話し合うべきだったんだ、下の奴には負けない方法を教えなきゃならなかったんだ。』『俺は"新聞"を作りたいんだ。"新聞紙"を作るのはもうまっぴらだ』『ひょんなことでそのクライマーズハイが解けた時が恐ろしい。心の中に溜め込んだ恐怖心が一気に吹き出しますからね』


んでまず(^_^)/~~