まっつん

アムステルダムのまっつんのレビュー・感想・評価

アムステルダム(2022年製作の映画)
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豪華俳優陣のアンサンブル演技は堪能できるが、観念的かつストーリーに大きく関与しているとも思えない、愛についての(ともすれば衒学的な)考察や講釈をうだうだとした独白で垂れ流されるのには思わず閉口してしまった。
撮影監督は私の敬愛するエマニエル・ルベツキであったのだが、端的に言えば画が“死んで“しまっており、彼の撮影であるとはエンドロールを観るまで気付かなかった。演出自体が割とのっぺりとしていたため、おそらくはそのテンションに画が引っ張られてしまったが故であろう。
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