ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-のEryyy678のレビュー・感想・評価

原作者のJ・D・ヴァンスが議員当選したというので、気になり視聴。

アメリカの田舎地方における光と闇。
所謂、家庭崩壊した貧乏白人の現状と、それでも生きていかなければならないんだよという未来志向的な話でもあるように思い、そこまで胸焼けはしなかった。

結局家族は大事なんだよという帰結は、それでも親は選べないよねという、どこか達観したような冷静さも感じられる。

原作は自伝ということなので、原作者がどんな思いで議員になったのか。そういう根底にあるものに思いを巡らすのも、また心深いのかもしれない。