大好物の法廷もの。一足お先にオンライン試写会で、、^_^
実際にあったフランスの裁判をもとにしながら、主人公のノラという創作の女性を登場させて、裁判制度の問題を彼女目線で見ていく臨場感があります。
宣伝文句に「ヒッチコック狂の完全犯罪?」とあったのですが、それは当時マスコミが勝手に報道しただけで、被告人はヒッチコック映画より、ミュージカルとか楽しい映画の方が好きと言ってます^^; そこ期待すると外します。裁判制度そのものに焦点を当てた硬派な作品です。
最初トントンと進むので事件の事をある程度知らないとついていくのが大変かもしれません。
一度疑われた人の無罪を証明することの困難さがよく分かりました^^;印象というのはやっかいですね。だからこそ、マスコミ報道とか、印象操作というのは大きな問題です。
人が人を裁くということの本質に迫る数々の問題を提示しながらも、法廷ミステリーとしてのエンタメ性もある作品だと思います。
ラストの弁護士による最終弁論は鳥肌ものです!