Naoya

私は確信するのNaoyaのレビュー・感想・評価

私は確信する(2018年製作の映画)
2.6
10年前に失踪した妻を殺した容疑で、裁判にかけられた男。彼の無実を信じる女性は、敏腕弁護士に弁護を依頼、共に裁判と事件に挑むことに。フランスで実際に起こった“ ヴィギエ事件”に基づくサスペンス作。一審で証拠不十分で「推定無罪」となったが、検察が再び起訴、その後あたかも有罪のように進んでしまう様は恐ろしい展開。無実を信じて、あらゆる記録や証言などの媒体集めにのめり込むアシスタントとなった女性と、その情報源で男を支える弁護士の熱意が伝わる展開になってます。物語がじっくり描かれており、サスペンスとしても見応えがある。裁判ものの独特な緊張感も良い。
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