まさなつ

ある人質 生還までの398日のまさなつのレビュー・感想・評価

ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)
3.8
こういう映画を観ると、息苦しさとモヤモヤでどう捉えたらよいのか頭がぐるぐるしてホントにキツい^^;

シリアの国境の街でISに拉致されたデンマーク人カメラマンの青年。

デンマーク政府はテロリスとは交渉しないと、身代金の要求には応えない。後は家族が自力で身代金を集めて払うしかない、、^^;

デンマークだけでなく日本も含めて多くの国がこのスタンスだと思いますが、これは悩ましい。確かに政府が身代金を払えば、その金で武器が買われ多くの人々が犠牲になるかもしれない。自己責任とか甘すぎとかも頭をかすめます。理解はできるけれど、、理由はどうあれ国民を救えない国家というのはどうかとも思います?

でも、やっぱり複雑な気持ちになります。根本的な部分がどうにもならないことが一番の問題ではあるんですが、、(^_^;)

そのあたりのリアルな状況が描かれて、見応えはありました。
まさなつ

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