Johnny54

ある人質 生還までの398日のJohnny54のレビュー・感想・評価

ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)
2.0
映画そのものは、綺麗事で済まない現実を描き、家族との対比を絡めながら長さを感じさせない作りになってると思う。政治絡みな主張もあえて控えめだ。

ただ、いろいろと考え方はあろうが、この映画で描かれる人質を奪還する手段は許されないものだと思うのだけど、これについての葛藤描写が少なすぎる。
ああ良かったね、で済む話では無い重いテーマだけに、一方的視点だけで描くのはどうかと思うし残念だ。
実話ベース、しかも関係者が全て存命の今なら映画化するならこうするしかしょうがないのだろうとは思うが。

2021-015
Johnny54

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