タノ

ある人質 生還までの398日のタノのレビュー・感想・評価

ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)
3.1
夢破れて、新しい夢と仕事のために何も知らずに中東に行ったら、捕まり何が起こったのか分からず怖い日々にゾッとした。
耐える毎日とはいえ、さすがに精神持たない。
短い長い関係なく、知らない連中に連れ去られて勝手に相手側の罪人にされてしまったら身動き取れない。相手も恨みが強すぎて、外国から来たのは全て敵として扱うから容赦のなさに震えてしまう。紛争地域には悩むに悩んで仕事受けていかないと迷惑かける範囲が広すぎてどうにもならない事を知る。
この人は運が良かったけど、人の命を金で解決する事が良い、悪い、武器の資金に流れるのを恐れるかのとどちらが重いのか考えてしまった。
姉の家族想いが強くて良かった。普段ならうるさくて辛いけど、いざとなった時の弟の為なら何でも動いてやってしまう行動と愛の強さ。
この強さがなかったら助からないと思う。
タノ

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