「ドント・ブリーズ」の続編！
最強の盲目老人の活躍を心待ちにしていたのですが、ちょっと思っていたのとは違うかな…。
老人になぜか娘が出来ていて、娘を誘拐しようとする勢力と戦うお話なのですが、果たしてこれは「ドント・ブリーズ」である必要性はあったのだろうか…。
というかプロットが「ランボー ラストブラッド」と全く一緒なんですよね。
元々老兵が少女のために闘うというストーリー自体は大好物なのですが、「ドント・ブリーズ」の老人の前作での所業を見ていると今更人間アピールしたところで感情移入はできません。
「勝手に戦え！」というキャッチコピーはまさしくこの映画のためにあるんじゃ無いかってくらい気持ちの持って行きどころがわからなかったです。
老人を主人公にするならするでランボー並の無双を見せてくれればいいのに、結構やられるしそう言う意味でも爽快感は無い。
盲目の老人が単身敵のアジトに乗り込むところは「座頭市」ぽくもあるんですが、この老人にアンチヒーローとしての魅力がそこまであるかと言われるとそうでも無いような。
やっぱり前作のインパクトが大きいから、老人にはアンチヒーローよりクリーチャーとしての役割を期待してしまうなあと思いました。
