BROOK

ドント・ブリーズ2のBROOKのレビュー・感想・評価

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)
4.0
鑑賞日:2021年8月17日
パンフレット:無し


”怪物”が、少女を救う――!


前作を未鑑賞のまま続編を観ました。

結果、前作未鑑賞でも問題無し!
一応、前作のストーリーはネタバレで把握済み。
前作を知っていると、こういう展開なのね~的な感じになり、
知らないと、爺さんカッコいい!ってなるんじゃないかな?

とりあえず、スティーヴン・ラングがハマり役なことだけはたしかです♪

R15+の年齢制限があるものの、そこまでゴア描写はきつくなかったように思う。


映画は、建物火災から逃げた少女が道路で倒れ込むシーンから始まります。

8年後…
盲目老人に育てられている少女、フェニックスは特訓を受けていた。
拳銃までは手に取れたものの、背後から老人に捕まれ、不合格。

何かとフェニックスを気にかけてくれるエルナンデスは老人と話し…
彼女を街まで連れて行ってあげることに。

火災で焼けた自宅で母のためにお花を供え、帰りながらトイレに寄ったフェニックスは気味の悪い男、レイランに声をかけられる。


フェニックスを家まで送り届けたエルナンデスだったが、帰り道に男たちに待ち伏せされ、殺されてしまう。


盲目老人の家に現れる男たち。
飼っていた犬のシャドーが殺され、フェニックスは家の中で窮地に陥る。
どうにか”箱”の中へと逃げ込むも、そこに水を入れられ、ピンチに。

老人が男たちと対峙するも…
現れたレイランは、自分がフェニックスの父親だと告白。
動揺する彼女は男たちに連れ去られ、家に火を放たれてしまう。

フェニックスはレイランに連れられ、母のジョセフィンと再会。
自分の本名がタラであると知る。

一方、盲目老人は愛犬シャドーを殺され、エルナンデスの死体を発見し、集団のひとりラウルが連れていた犬を手懐け、復讐とフェニックスの救出へと向かうのだった…。


老人の目が見えないという設定は、そこまで重要視されていなかったかなぁ…と。
もちろん目が見えない分、聴力や手の感覚によって敵の位置を把握していくワケで、個人的には水の波紋のシーンが印象に残りました。
爺さんがめちゃカッコいい!!

今回は敵サイドがかなりの手練れなので、老人とのバトルはどれも緊張感が半端ないです!


そして、明かされるフェニックスの秘密には、ビックリでした!
折角、実の両親と再会できたのに、まさかまさかの展開に…。
実の子にそんなこと出来るの?的な…。

もうね、盲目老人を応援したくなっちゃいますよ。

終盤はフェニックスの決断が素晴らしい!
産みの親より育ての親…ってね。
タラではなく、フェニックスを名乗るし。


そうそう、エンドロール後にも映像あり。
ペロペロ…指が少し動いていたような…?

第3弾もある???
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