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セブンのleoeueのネタバレレビュー・内容・結末

セブン(1995年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

「七つの大罪」とはキリスト教カトリックにおける概念で、堕落した人間が犯すとされる“全ての罪の根源となるもの”のこと。「罪源」とも呼ばれていて、犯したことに気づかないからこそ神への冒涜となる、と考えられている。
この連続殺人が七つの大罪に基づいたものだと初めから見抜いていたサマセットは、ジョンの目的が「贖罪」にあったことも見破っていた。神に背く行為である七つの大罪を犯した人たちに制裁を下すことで、ジョンは彼らに罪を償わせようとしていたのだろう。

「お前は罪のない人たちを殺した」
「罪がない?冗談だろ。この腐った世の中で誰が本気で奴らを罪のない人々だと?だが問題は、もっと普通にある人々の罪だ。我々はそれを許している。それが日常で些細なことだから。朝から晩まで許している。」

月曜日→GLUTTONY 暴食
火曜日→GREED 強欲
木曜日→SLOTH 怠惰
土曜日→PRIDE 高慢・色欲 LUST
ミルズ→憤怒 WRATH
ジョン・ドウ→嫉妬 ENVY

「ヘミングウェイはこう書いている。『世の中は美しい、戦う価値がある』後半の部分には賛成だ」
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