wiggling

セブンのwigglingのレビュー・感想・評価

セブン(1995年製作の映画)
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爆音映画祭2015 in福岡にて、最強のサイコサスペンスを爆音で。
デカイ音に体が慣れた頃に、こんなに音響が豊かな作品を持ってくるあたりさすがです。普通の上映だとわからない気持ち悪い音がサブリミナル的に大量に入ってる。映像的な気持ち悪さはもちろんだが、こんなに音が良い仕事してる作品だとは気付かなかった。

そしてなんといっても本作は脚本の凄さですよね。よくあるシリアルキラーものと思ってたら終盤の驚愕の展開、何度観ても身震いする面白さ。聖書を背景にした深読み要素もたっぷり。

舞台になった街の名前は言及されてないけど、ロケ地であるロサンジェルスと思われ、その街を主役に据えたのが本作の白眉でしょう。
モーガン・フリーマンとブラピとグウィネス、それぞれがこの街をどう捉えているかが物語を味わい深くしているんですよね。

あとこれは自分のアホさに驚いたんだけど、犯人役がケヴィン・スペイシーだってことに今回はじめて気付いた。彼のことを最初に意識したのが『ユージュアル・サスペクツ』で、本作と同年の公開なんですよね。天才肌のサイコ犯罪者役としてはこの2本で既に完成形だったって事か。

ついでにつまんない事を書くと、図書館で本を借りるなら本名使っちゃいけないって事ですよね。プライバシー情報を好き勝手されてしまう事の方がサイコキラーよりもよっぽど怖いと思ったよ。
Filmarksのパートナー企業CCCがやってる某ポイントカード、賢明な諸氏はまさか使ってないと思いますけど、念のために危険性を警告しておきますね。